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外国映画に描かれた日本とは!?
パート2「日本が傍役」編

日本・日本人が垣間見られる外国映画を紹介

索引

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まずはお断りを兼ねて…

『海底二万哩』
潜水服の頭の部分は日本製。このようにハイテク関連のAV機器や車といった大道具・小道具などの「日本製」というのはきりがないのでもうやめます。例えば主人公がソニーのラジカセ、ニコンのカメラ、トヨタの車を使っていた、など。それが日本製であることになんらかの意義があるもの(例えば下の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のように)は紹介します。
 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
スティーブン・スピルバーグ製作総指揮、ロバート・ゼメキス監督作。’80年代に生きる主人公、青年マーティ(マイケル・J・フォックス)はずっとトヨタのRV車に憧れている。彼がドク(クリストファー・ロイド)が発明したタイムマシンで過去に行ってようやく両親の仲を取り持つことが出来、現代に戻ってくると彼が求めていた「理想の家族」になっている。そのラストで、念願のトヨタ車を手にするのだ。また、「過去」の舞台となった’50年代では、「メイド・イン・ジャパン」は粗悪品の代名詞だった。’80年代の若者マーティがそれを知らなくて皆に馬鹿にされるというギャグがあるが、それはラストへの伏線にもなっていて秀逸なアイデアである。この他ビデオカメラは日本ビクター製、父にヴァンヘイレンを聴かせるカセットプレイヤーはアイワ製など、日本製品があちこちに登場している。
また、パート2では未来(2015年)に行くが、アメリカ社会がすっかり日本企業に牛耳られているのが面白い。中年になったマーティは自宅でモニターに映った上司フジツウさんに「クビだ」と宣言されショックを受ける。バブル当時の日本製品は車・電化製品、精密機械の分野では世界一の技術力と販売力で世界を席巻する勢いだった。
ちなみにパート2では映画館で『ジョーズ19』が上映されている(立体映像のサメの看板にマーティがビックリするシーン)が、監督の名前は「マックス・スピルバーグ」。マックスはスティーブン・スピルバーグの実の息子の名前(撮影当時4歳)である。
  『ティファニーで朝食を』
オードリー・ヘップバーンの上の階に住む口喧しい日本人カメラマン、ミスターユニオシ(何と名優ミッキー・ルーニー!)がメジャーな映画に出ている最も有名な「日本人」じゃないか?出っ歯の入れ歯をして日本人メイクをし、キモノを着て、日本語なまりの英語を話し、フトンに寝て提灯に頭をぶつけ、精神統一にお茶を飲んでいる。いったいこの役は何だろう?日本人に対する何かの皮肉なのか?原作『ティファニーで朝食を』(トルーマン・カポーティ著)にもI.Y.ユニオシとして出て来る。この映画を見るたびに頭を抱えてしまう。ビデオの字幕ではユニオシの言葉が関西弁になっていて、よけいトホホする。
ヘンリー・マンシーニ作曲によるサントラには『Mr.YUNIOSHI』という曲も収録されている。名曲『ムーンリバー』と一緒にお楽しみください。というわけで当サイトのキャラに決定しました。
原作者トルーマン・カポーティは映画化に際してはマリリン・モンローをイメージしていた。実際、モンロー&ジョン・フランケンハイマー監督で映画化が企画されたが、その後ヘップバーンを売り出したいパラマウント社のプロデューサーによって変更され(キム・ノバクにもオファーされたが断られた)、監督もブレーク・エドワーズに変わった。主演のジョージ・ペパードが演出をめぐって監督としばしば口論となり、勝手に演じていることもあり、映画オリジナルキャラの登場やシーンが続出したため、試写会で見たカポーティは原作とのあまりの違いに椅子からコケ、後で強い不満をもらしている。僕は原作小説も映画もどちらも味わいがあって好きで原作と映画とはまず別物と考えた方がよいと思っている。僕の旧訳本(新潮文庫)には「レズビアン(*女性の同性愛者のこと)」のような注があって時代が感じられるが2008年、村上春樹による新訳『ティファニーで朝食を』が出て、さすがにすっきりしていて面白い。小説も映画も見ていない人はまず小説を読むべきでしょう。


Breakfast at Tiffany's

『キラーエリート』1976
ジェームズ・カーンが主役だが映画全体に「トホホ」感がみなぎっている。クライマックスは捨てられた戦艦の墓場が舞台。中国?の要人役マコ・イワマツがニンジャ軍団とチャンバラする。このニンジャ共が超弱く、バタバタと倒されていく。だいたい拳銃に刀で立ち向かうこと自体大きな誤りだ。これが『ワイルドバンチ』のペキンパー作品なのかぁ。作品の出来不出来の差が激しい(『光る眼』夜の大捜査線』『まごころを君に(アルジャーノンに花束を)』『タワーリング・インフェルノ』)スターリング・シリファント先生の脚本じゃあね…。
『チャック・ノリスの地獄の復讐』FORCED VENGEANCE 1982
チャック・ノリス主演 
香港を舞台にベトナム帰りの男が活躍する。主人公チャック・ノリスは香港のカジノ経営者の下で取り立て屋&用心棒をしている。そのカジノを乗っ取ろうとする悪の組織が経営者親子を殺し、ノリスに自分の組織に入れと強要する。ノリスの元妻や恋人も狙われたため、彼女たちを守りながら、悪の組織に立ち向かう。まあよ〜くある話。悪の組織の部下役で「世界の荒鷲」坂口征二(最近は息子坂口憲二が俳優として活躍)が出演している。長髪で口ひげをはやしているので、びっくり!イメージが全く違う。ノリスとの死闘は結構見せる。プロレスラーだけにやられる時のアクションや表情がうまい!しかし英語のセリフは吹き替えられている。余談だが、1990年頃、世田谷の焼肉屋で坂口一家が隣りの席で食事をしているのを見かけたことがある。坂口征二は大学の先輩でもあるし、なにしろ大きいのですぐ分かった。今考えたらその時いた子どもが坂口憲二だったんでしょうね。それにしてもハリウッド映画(MGM)にどういう経緯で出演したのでしょうか?プロレスに詳しい方の情報が欲しいです。
『素晴らしきヒコーキ野郎』
『スカイキッド ブラック大魔王』の実写版みたいな映画。飛行機が発明されて間もない頃、ロンドン=パリ間の飛行機レースが行なわれ世界中のヒコーキ野郎が参加する。われらが石原裕次郎が日本人パイロット代表として出演。まずいきなりヤマモト役裕次郎がなんと凧に乗って登場する!背景には中国風の五重の塔みたいのが建っていて、畳と障子の屋敷の縁側には着物を着た長老のような人(先生)と学生服を着た大勢の若者たちがいる。ここはどこ?そして先生は「飛行機レースに出場しろ」みたいなことを裕次郎に勧めるのだ。そして参加したレース開始直前に裕次郎は事故で飛行機がぶっ潰れてしまい参加できなくなってしまう。飛行機のワイヤーが身体に巻き付いてしまって動けなくて、裕次郎は駆け付けたレスキューにナイフをよこせというが、レスキュー隊は最初渋る。
裕次郎「早くよこせ。何してる」
レスキュー「腹切りするんじゃないだろうな?」
とほほほ。裕次郎は口を見るといちおう英語を話しているが実際の声は吹き替えだ。発音が下手だったのかな。
『007ゴールドフィンガー』
007はこの時代のものが一番好き。ハロルド坂田がオッドジョブ(よろず屋)という役で登場。悪の組織の親分ゴールドフィンガーの忠実な手下で、武道を修めた巨漢の猛者である。クライマックスではボンドと対戦。山高帽の武器(縁が鋼鉄の刃物になっている)でさすがのボンドも危機一髪。だがボンドの機転でオッドジョブは予想もしない悲惨な死を迎える。

 GF Bond vs Oddjob at Fort Knox
↑にやにや笑いながらボンドを痛めつけるこの表情がいいね。最後真正面に倒れるところはまったく受身なし!凄い!
『007ムーンレイカー』MOONRAKER
荒唐無稽のシリーズの中でもキワモノの誉れ高い作品。なにしろボンドがスペースシャトルに乗って宇宙に行ってしまうのだ。悪者だったジョーズ(巨人リチャード・キール)が再登場し、しかも改心してしまう。さて我らが日本は、悪の親玉ドラッグスの部下チャン(トシロー・スガ)の登場。剣道着でボンドに襲いかかり、大乱闘を繰り広げる。

 Toshiro suga - Moonraker - ext 03

007シリーズって日本が好きなのかな。フレミング、ガードナーに次いでボンド作家になったレイモンド・ベンソンが次回作は日本を舞台としたものになると発表している。(映画化は未定)

『キラー・インパルス殺しの日本刀』 IMPULCE 1974
『スタトレ』のウィリアム・シャトナー主演 ハロルド坂田出演。主人公シャトナーは子供の頃親が日本刀を持った男に殺されるのを目撃、それが成長してからもトラウマに…。ハリウッド映画にはこういう殺人鬼的扱いを受ける日本人も多い。

『M★A★S★H』 
ブラック・コメディの傑作。ロバート・アルトマン監督の代表作でカンヌグランプリを得た。朝鮮戦争の米軍の野戦病院が主な舞台で、ラジオ東京から暁テル子の『東京シューシャインボーイ』などが流れている。主人公のマッキンタイア(エリオット・グールド)とホークアイ(ドナルド・サザーランド)が、重傷を負った議員の息子の手術のために小倉の病院に呼ばれる。(この病院の受付の壁には「通知の登記處」とか訳のわからない日本語が書かれている)。二人は観光気分でゴルフバッグを下げてやって来る。この病院長の大佐は居丈高な奴で彼らは気に入らない。手術の後は芸者たちと鍋をつついて宴会。彼らのあまりの堕落ぶりに怒り軍法会議にかけると息巻く大佐を麻酔で眠らせて、芸者と寝ている姿を写真に撮ってゆすりのネタにするのだ。翌日、じゃま者がいなくなった彼らはゴルフ三昧。ゴルフ場ではしゃいでデタラメの日本語を話したりして遊んでいる。
後にテレビシリーズも作られた。
『ザ・プレイヤー』
ロバート・アルトマン監督のハリウッド内幕サスペンス。実在のスターのカメオ出演が楽しい。冒頭、撮影所には日本人が大勢見学に現れる。案内役は日本人に向かって「サシミは好きですよ」などと言っている。日本のハリウッド進出(メジャー買収のソニー、松下)を皮肉っているようだ。主人公で映画プロデューサー役ティム・ロビンスは後に殺してしまうことになる若手の脚本家と日本レストランに行き、日本人サラリーマンがカラオケを歌っている側で熱燗?で一杯やっている。カラオケ画面には英語と日本語の歌詞が表示されている(歌詞が翻訳されているのか?)。別の脚本家が持ち込んだ企画について熱く語るところでは「ロウソクが日本の提灯のように並び」だの「『蜘蛛巣城』のようなタッチの映画にしたい」と表現していた。
ザ・プレイヤー デラックス版
『侵略』THE UGLY AMERICAN 1962
マーロン・ブランド主演、岡田英次が準主役。だが日本人役ではない。サルカーンというアジアの架空の国が舞台で、岡田はその国の革命の指導者ディオンを演じる。ブランドはサルカーンにやって来る合衆国大使役。二人は親友だったのだがお互いの立場から次第に対立するようになっていく。アメリカの世界戦略、他国(共産圏)の干渉などベトナムを思わせる世界を描いた硬派な作品で、岡田は民衆を前にした演説シーンや、ブランドと二人きりで議論をする場面(これが長い!)など英語で堂々と演じ切っていて実にかっこいい!


 『RONIN』
タイトルに使われた「浪人」については冒頭で説明がある。全国の浪人生はタイトル聞いただけでうんざりだろうな。負傷したサム(デニーロ)らを助けたジャン=ピエール(『ジャッカルの日』のミシェル・ロンズデール)は趣味で忠臣蔵のジオラマを作っている(赤穂浪士の人形が戦国時代のような鎧兜を付けているのがおかしい)。そしてデニーロに赤穂浪士の話をする。
「セップ…?」「セップクだ。腹切りの事だ」
などと説明する。脚本J.D.ザイクは15歳の時『将軍』を見て影響受けたそうだ。ジョン・フランケンハイマー監督は『ザ・チャレンジ』『非凡な船員』『グラン・プリ』など日本関連の映画が多い。
『ティナ』
ティナ・ターナーの伝記映画。ティナは創価学会の信者。どうして信者になったかの説明があり、仏壇の前でお題目をあげるシーンがあった。ティナを演じたアンジェラ・バセットはオスカーを受賞した。
 『真夜中のカーボーイ』
男の友情を描くアメリカン・ニューシネマの大傑作。ベッドの上でちょっとしたラブシーンがあり、テレビのリモコンが押されてしまって、われらの『ウルトラマンがおなじみのBGMと共に一瞬テレビ画面に映る。この映画を初めて見た時、僕には「リモコン付きテレビ」という存在そのものが新鮮だった。
 『ロボコップ』
映画の巻頭は、テレビのニュースでこの映画の舞台や時代などのシチュエーションを手際よくしかもアイロニカルに描き、監督バーホーベンの映像センスの良さが感じられるシーンだった。このテレビの中で、CMとして人工心臓の新製品が紹介されるが、それはヤマハだった。これは『ロボコップ3』への大いなる伏線だったのか??

『ロボコップ3』
前々作でロボコップを開発したオムニ社が日系企業「カネミツ商事」に買収され、同社は私設部隊を使って暴力で町の地上げを目論む。ロボコップはじめ住民たちは地下にもぐってレジスタンスとしてそれに抵抗する。ロボコップ打倒のためカネミツは日本から最強のアンドロイド「オートモ」を取り寄せる。住民たちはロボコップを改造しパワーアップをはかる。
ついに 空飛ぶロボコップ!鶏とかゴキブリとか普段飛ばない奴が飛ぶと迷惑だ。強力ニンジャ型アンドロイド「オートモ」(ネタは『AKIRA』の大友克洋でしょうね)とロボコップが死闘を繰り広げる…。マコも日系の大企業」の社長役(悪の黒幕だ)で出演。ラスト、ごめんなさいとペコリとして終わってしまう!あやまってすむなら警察はいらん!やれやれ三作目ってやつは

『JM(ジョニー・ネモニック)』JOHNNY MNEMONIC 1995
北野武が準主役。世界のタケシがキアヌと共演だ!タケシ(ヤクザのボスのタカハシ役)は日本語と英語とごちゃ混ぜで喋り、存在感は凄いが、ラストは割と呆気無く死んでしまう。それに出演シーンには必ずボヨ〜っていう尺八の曲が流れる。ニューアーク市の彼のオフィスには竹が植えられて、鎧も飾られているのはお約束。タケシは刀で部下のシンジ(デニス・アキヤマ。この人のインパクトは強い)の舎弟をいきなり切り殺してしまうが、その死体には入れ墨があり「仁義」と書かれている。一方、キアヌといえば散々な目に合ってボロボロになってこう叫ぶ「綺麗にクリーニングされたワイシャツが着たい!帝国ホテルでやってくれるような。…東京の」。と言うシーンがある。ハリウッド・スターが泊まるのはたいてい東京の帝国ホテルだもんな。しっかしあのイルカはないよな。ドルフ・ラングレンはこの映画のような悪役の方が様になっている。サイバーパンク(もう死語?)の旗手ウィリアム・ギブソンの原作。代表作の『ニューロマンサー』は千葉市が舞台のひとつだったが、これは同じ世界を描いた短編を原作にしている。なおアニメ『妖獣都市』がパスワード用の映像として使用されている。

 JM

『メジャーリーグ2、3』
日本から来た野球選手役タカ・タナカ役で石橋貴明が堂々出演。もちろん主役ではないし、またとんでもなく変な選手という事でもなく、なんだか中途半端な役どころだ。日本人だけが彼の役を笑っているのではないだろうか。『2』では、変な宗教にはまった同僚選手を救う役。『3』では一度引退してミニ遊園地を経営しているのを呼び戻される。練習もせずにいきなりレギュラーに復帰。そしてまたチームの精神集中の指南役みたいなことをやる。他の出演人との搦みやアクション(特に肝心な試合シーン)はかなりあると思うが、全て無理矢理インサートしたような感じを受ける。一番変なのはラスト。タカがヒットで出塁した後、次の選手が劇的なサヨナラホームランを放ちチームは勝利し大騒ぎとなるのだが、その重要なシーンに石橋がいないのだ!(見のがしたかな?)レギュラーで日本のテレビに出演しながら、ハリウッド映画に出るのは並大抵のことじゃないとは思うけど、じっくり腰を降ろして出演することも大事じゃない?
『悪魔たち、天使たち』
石橋貴明が出演。アンディ・ガルシアが土地を巡って対立する双児の兄弟を一人二役で主演。石橋はその土地を買付けに来た日本の業者(その馬鹿息子)ヨシ役。日本語がほとんどだが時々英語も話す。「こんな滅茶苦茶じゃママに怒られる!」とか言うがのりとしてはとんねるずまんま。パーティのシーンでは接待の女から「トウチャンデベソ」などと日本語でからかわれている。いずれもたいした役ではない。今後に期待!
悪魔たち、天使たち
『フライング・ハイ』
『大空港』などのエアポートシリーズのパロディ映画でZAZ(ザッカー兄弟&エイブラハムズ)の出世作。旅客機の中に何故か旧日本兵の客が。しかも途中座席で切腹してしまう。おいおいおい。
あのレスリー・ニールセンが出演していて、その後のZAZのパロディ路線の立役者になっていくきっかけとなった。。
『グレムリン2/新・種・誕・生』 GREMLINS 2: THE NEW BATCH
ゲディ・ワタナベがカメラをたくさん持ち抱え写真を撮りまくる日本人役で登場。暴れ回るグレムリンたちを実況中継するカメラマンになる。

変身するぬいぐるみ!これはちょっとカワイイぞ。

 『ストレンジャー・ザン・パラダイス』
ジム・ジャームッシュ監督作。中でドッグレースに出て来る犬の名は「トーキョーストーリー」小津安二郎監督の『東京物語』のこと)である。「トーキョーストーリーに賭けよう」という台詞がある。小津ファンの彼らしい設定だ。そういえば彼じゃなかったか?飼い犬に「オヅ」「ミゾ(溝口健二)」と名付けていたのは。永瀬正敏工藤夕貴をキャスティングした『ミステリー・トレイン』もご参考に。
『ゴースト・ドッグ』
ジム・ジャームッシュは武士道にも大きな関心を示しているらしい。フォレスト・ウイテカー扮する主人公は『葉隠』を座右の書に武士道にのめり込んだ男という設定で、単身マフィアに挑む。着ている服は「すべてに熟知」とか「諸行無常」とか台湾やフィリッピンで売っているびっくりTシャツである。他に子供に向かって「『羅生門』を読め」などと言う変な人物でもある。こんな奴が日本に遊びなんぞ来たら厄介だろうな。

 Ghost Dog: The Way of the Samurai trailer
↑笑福亭鶴瓶主演で日本でリメイク『幽霊犬』されるらしい(嘘)。
 『ピンクパンサー』シリーズ
クルーゾー警部のアパートに住む助手兼料理人?ケイトー(日本名加藤のことだろうが演じているのは上海出身の英国人俳優バート・クォーク)。何故かいつもクルーゾーと格闘技の稽古をしている。ケイトーはふい打ちが得意。だから警部はいつも自宅に帰るのに抜き足差し足で入らねばならない!グリーン・ホーネットディック・トレイシーのパロディと思われる。大好きなキャラクター!

また、スティーブ・マーチンがクルーゾー役を演じる新シリーズの2には謎の怪盗トルネードが世界中の貴重品を盗むというシーンがあり、大英博物館、イタリアの教会などとともに、日本の京都の貴重な所蔵品(天皇の刀!?)が盗まれるというところがあった。また、日本からコンピュータ犯罪捜査のスペシャリストとしてケンジ・マツド(松崎悠希)という重要な役が登場する。

 Return of the Pink Panther - Closeau vs Cato: Round Two

『ブレードランナー』
おなじみ「二つで充分ですよ」の親爺(ロバート・オカザキ)や、強力わかもとの広告(避妊薬という設定)、「〜の充実の上に」「烏口」などの意味不明のネオンのほかTDK、東芝の広告などなど大満載。デガート(主人公ハリソン・フォード)が蛇女のレプリカントを追うシーンで音をよく聞いていると「何か変なもの持ってるぜ」という日本語が何度も聞こえてくる。壁に日本語の卑猥な落書きがあったり、見れば見るほど新しい発見がある。まったく「変な日本」の宝庫だ!本『メイキング・オブ・ブレードランナー』には映画には登場しないが撮影されたもの(没になった)が紹介されている(芸者風に髪を結いホッケーマスクをした踊子などの写真も)。製作にまつわるゴタゴタの内輪話も満載でマニアにとってのバイブルといえよう。

『ブレードランナー』に関してはここが凄い!「ブレードランナーの中の日本」には上記の他、いろいろな「日本」が網羅されています。あと「ふたつでじゅうぶんですよ研究所」にも初めて明かされる衝撃の事実が!必見!

 『エイリアン』ALEIN
この第一作はSFホラー映画の地位を一気に高めた傑作。さっそく重箱つつきだが、アッシュ(アンドロイド)が狂い出して暴れるシーン。彼にリプリーが押さえ付けられ、口に押し込まれる雑誌は、あら、なつかし『平凡パンチ』だ。この監督リドリ−・スコットの作品『デュエリスト-決闘者-』は西洋チャンバラ映画だし『ブレード・ランナー』(上を参照)、『ブラックレイン』と、日本的なものが大好きみたい。この『エイリアン』については音楽は冨田勲が予定されていたが没った。

新参者様から下記の貴重な情報が!

『エイリアン』で平凡パンチが出てきたのは、地球外生物を捕獲せよと言うミッションを出した企業が実は日本企業と言う伏線で、『エイリアン4』で、それが「湯谷株式会社」という企業だと分ります。

ご苦労なほど長い伏線でしたね。も〜平パンはとっくに無いし。

600万石の男さんからは以下の投稿いただきました。『エイリアン』と『プレデター』シリーズは合体したのでここで紹介します。

プレデター2では、プレデターが硫黄島に現れたことがある話があり、エイリアン対プレデターではあの会社の船がパイパー丸になってました。さすが日系企業。

なるほど。それにしてもハリウッド(20世紀フォックス)は商魂逞しい。おそらくエイリアンもプレデターも単体では話が続かなかっただろうが、合体させてシリーズ化した。物語に矛盾するところが無いか?と両シリーズ見直したのだが、無い!この辺がハリウッドの企画・脚本家たちの優れたところなんだろう。東宝の怪獣映画の「ゴジラ対何とか」シリーズみたいに対戦する怪獣がどこからか必然性も無く湧いて出てくるような安易な設定じゃないのが凄いですね。600万石の男さんありがとうございました!

『エクソシスト』
THE EXOCIST 1973 カラス神父がリ−ガンのラテン語らしき言葉を録音した後、そのテープを分析するシーン。その部屋の壁に「TASUKETE!」と大きな貼り紙がしてある。その直後にリ−ガンの腹に「HELP ME」と傷が浮き上がるシーンがあるので、スタッフの遊びなのだろうか??
『メイム』MAME 1973
メイムおばさん(ルシル・ボール)のお屋敷の執事は日本人イトウ。彼が「いつまでもしつこいなこの客はさっさと帰って下さい」などと片言の日本語でまくしたてて嫌な客(銀行家)を追い返すシーンがあった。この役者(ジョージ・チャンGEORGE CHIANG)は名前から判断すると日系人ではない?
メイム
『ライムライト』LIMELIGHT 1952
チャップリンが踊子(クレア・ブルーム)に生の素晴らしさを説き励ます有名なシーンで「日本の木はこうだ」といって変なジェスチャーで表現していた。彼が初来日した時宿泊した帝国ホテルにエゾ松の盆栽があり、それを気に入って離日する時にとうとう譲り受けて持って帰ったそうだ。その木の真似をしたらしい。チャップリンが来日した時の逸話はこちら

『伯爵夫人』A COUNTESS FROM HONG KONG 1967
チャップリンの遺作。ほとんどが客船の上で話が展開する。ソフィア・ローレンがロシアの亡命希望者で、マーロン・ブランドがそれを助ける外交官役。アメリカに向かう途中神戸か横浜で船を降りようとするが、船酔いにかかってしまって降りられないというシーンがある。船酔いする船員役でチャップリン本人もちょこっと登場する。

『フェイク』
FBI捜査官(ジョニ−・デップ)は、囮捜査のため身分を隠してマフィアの幹部(アル・パチーノ)に近づき、一味の仲間として中に潜入することに成功する。すっかり信頼された彼は、ある日パチーノから食事に誘われるがそこが何と日本レストラン。当然日本式の座敷に案内されるのだが、デップは自分の靴の中に盗聴器を隠していたので脱ぐわけに行かず、頑に座敷に上がるのを拒否する。(ちゃんとした拒否の理由がなくダダをこねてるだけなのだが)。結局一味は座敷をあきらめることにするが、しつこく座敷を勧めたレストランの日本人オーナーがチンピラに反感を買われ、ぼこぼこにされてしまう!サスペンスたっぷりのシーンなのだが笑ってしまったのはオレだけか?

ジミー様より情報いただきました。

昔『フェイク』の宣伝でジョニー・デップが来日した際、彼はチャーリーシーンのたばこ?のCMをみて大爆笑してたらしい。おまけにジョニー本人いわく「ワタシモ日本ノCMデタイデス。特にトイレ(サンポール)ノCM大歓迎デス」。ついでに言うと彼は車とかオシャレな奴は出たくないらしい。けど、そんなたばこのCMありました?

ありがとうございました。たばこはわかりませんが。靴とエアコンのCMに出てました。

『アルマゲドン』ARMAGEDDON 1998
松田聖子がチョイ役で出演。主人公とはいっさい関わりのない、単なるカメオ出演なのだが日本の芸能紙にかかると「聖子ハリウッド進出!」。でかでかと報道されていた。けっ笑わせるねい。

繁田様からの情報です。「松田聖子の名づけの理由も、Mazdaseiko(時計のセイコー)だと聞いたことがあります。草々」最初から世界を狙ってたんかい!?

KAZU様よりこんな情報もいただきました。「個人的には、僕は松田聖子はがんばって(いた)と、おもうのですが、、、アメリカのTVシリーズの『BIG EASY』というメジャーな番組にも、2週に渡り彼女は主演してましたよ。’97年のもので、堂々と英語を喋り、少々変で、美しい日本人女性を演じてました。(出ずっぱりでしたよ!)Vシネみたいなものとも違いました」

知りませんでした…。ありがとうございました。YouTubeありましたね

"The Big Easy", Final Episode

『ベスト・キッド1〜4』
原題はTHE KARATE KIDです。日本でもそれなりにヒットした。宮城に扮するパット・モリタはヨーダみたいな役で主人公に空手指南する。その訓練法がまたたまんない!パート2ではミヤギの故郷沖縄に行くが、はっきりいってベトナムみたい。ここでミヤギは昔の恋人(ノブ・マッカーシー)と再会するが、かつての恋敵サトウが現われて、再び争うという(つまりじいさん二人がばあさんを巡って競い合うのだ)、日本うんぬんより珍妙な映画だった。マッカーシーは製作側に時代考証をきちんとするよう求めたが全く無視されたと述べていた。(『ハリウッドの日本人』)タムリン・トミタがかわいいのでまあいいか。

『ベスト・キッド4』はミヤギだけが残り、キャストは一新。主人公は両親を失い自暴自棄の女子高生!彼女が空手を教わることによって心が開き、再生していく姿を描く。女子高生役が何と無名時代の初々しいヒラリー・スワンク!『ミリオンダラー・ベイビー』と同じような役だが、彼女はもともとスポーツ万能だったそうですね。途中、ミヤギが禅寺に彼女を連れて「修行」に行く。竜安寺の石庭みたいのがあって、その岩から岩へ蹴りを入れながら飛び移る練習をさせる。食卓を這い回るゴキブリを殺さないとかいろいろ面白いシーンがあるが、中でも秀逸なのは坊さん連中がボウリングをするシーン。初めてなのに「禅の心」でストライク続出!隣の男たちと賭けをして勝ってしまうのだ。『スキャナーズ』のマイケル・アイアンサイドが悪役で共演。
『カラテ.キッド』
ジミー様の投稿です。
久し振りに来ましたが、ここはいつも内容が濃いですね。ところで、スーパーのビデオ大安売りに、『ベストキッド』のパチもの映画で『カラテ.キッド』と云うのを発見しました。(何故かイタリアとアメリカの映画となっていた。)それで『ベストキッド』のおじいさんの役が、パット・モリタ氏に対し、こっちの『カラテ.キッド』のおじいさんの役の俳優の名が”ケン・ワタナベ”氏となっていましたのですが、日系人およびあちらに移住した俳優さんのなかに同姓同名さんがいるのでしょうか?。b〜c級映画に詳しい方がおられましたら、ご一報くださいませ。(そのビデオは、お金が足りなかったので買えませんでした。次の日に行ったら何故か売れてました...。)
ありがとうございました。う〜ん二番煎じものまであるとは!

『インテルビスタ』
フェデリコ・フェリーニ監督の晩年の異色作。チネチッタ50周年を記念して作られ、フェリーニ自身の想い出や撮影所の現状がノスタルジーたっぷりに描かれる。映画はフェリーニ自身の『アメリカ』という架空の映画を製作する様子がメインになっている。アニタ・エクバーグやマルチェロ・マストロヤンニなど縁りの人たちが出演している。その撮影現場を日本のテレビクルーが密着取材し、監督にいつもつきまとい、インテルビスタ(イタリア語でインタビューのこと)しているという設定。アニタの屋敷にスタッフ一同遊びに行くが、その中で日本のクルーがヘビースモーカーのマストロヤンニに「タバコをやめられるように鼻のマッサージしましょうか?三船敏郎も治した方法です」といってマストロヤンニに怪し気なマッサージをする場面がある。それはさておいて皆で『甘い生活』を観るシーンは感動的だ。フェリーニはテンプラが好きで、来日すると黒澤がよくおごったそうだ。

インテルビスタ
 『サテリコン』FELLINI-SATYRICON 1969
フェリーニ監督作品。暴君ネロが回りの貴族達を引き連れて自慢の「墓」を見せに行き、その中に入るシーンで『般若心経』の唱名がBGMに使われている。音楽やBGMでの「日本」を探し出す(思い出す)のは難しいなあ…。
『オースティン・パワーズ・シリーズ』 
第1作ではオースティン(マイク・マイヤーズ)は日本酒を飲み、日本風の風呂に入る。ドクターイーブルが脅しをかける国際会議場には何故か相撲取りと芸者?がいる。第2作『デラックス』ではオースティンが「日本語のつもり」で変な言葉をしゃべくる。サタデーナイト・ライブ出身コメディアンはベルーシ以来日本ネタが多い。マイクは「ナカダイ・トシロー」というキャラを演じていた。さて、第3弾『オースティン・パワーズ ゴールドメンバー』はついに日本が舞台!やるかと思ったら本当にやったあ〜!!!しかも製作費160億!どこに使った??お約束通り相撲取りとお風呂(ぐらぐら沸いている)が出ている。マイク・マイヤーズ扮するファット・バスターズが相撲取り! 因みにスティックスの曲を知らないと分からないオチネタである。ロボトさんは日本レストラン経営(デニーロと共同経営)で知られるノブ・マツヒサ(松久信幸)さんだ。
英語字幕ネタが最高!↓

 Austin Powers-Meeting with Mr Roboto
ビヨンセが日本語をしゃべる。ロボトさんの会社のロゴは「見」という漢字に似ている。
↓こちらはゴジラの偽物が登場するシーン。あのマシオカが要らんことを説明してくれる。

 Masi Oka in "Goldmember"

チ*コマ*コーネ様より情報。「すでに研究済みだと思いますが、DVD特典の製作裏話で、日本に関するシーンが本編で大幅に省かれていることが明かされています(いつも混雑しているトーキョーを大げさに表現したシーンなど)。それを見ながらひとつ気付いたのは(もうみんな気付いているかもしれないけど)、あの双子の日本人ギャル、フクミ・フクユ(f**k me, f**k you)のコスチュームは、セーラームーンなんでしょうね。アメリカでもやっていたはずだから。DVD特典映像では、デザイナーが「ポケモンのような日本のアニメのイメージ」と言っていましたが、ポケモンというより、セーラームーンだと思う。日本アニメのエッチな感じを鋭くえぐって拡大してますね」

ありがとうございました。衛星TVのCSNでやっていたマイク・マイヤーズの特集ドキュメントで、マシュー・スイートがインタビューに出ていました。二人は友人らしいです。
プロデューサーの一人は女優デミ・ムーア

『ファール・プレイ』
クライマックスの舞台はオペラミカドの舞台裏。主人公チェビー・チェイスとゴールディ・ホーンが犯人に追われ、逃げた先が上演中のオペラ座で、舞台の上の照明やら幕だのがある所を逃げ回り、演じている歌手(当然変な着物姿)やオーケストラ(指揮者役はダドリー・ムーア)の邪魔をする。
ファール・プレイ
『グラン・プリ』GRAN PRIX 1966
三船敏郎が日本の自動車メーカーの矢村社長を演じ(ホンダがモデル)、事故を起こし恐怖でリタイアしたレーサー(ジェームズ・ガーナー)を説得し、レースに復帰させる。かなりかっこいい重要な役。広い屋敷の庭で羽織袴を着た三船がガーナーに茶をふるまうシーンがある。イヴ・モンタンも出演。ジョン・フランケンハイマー監督(2002年7月死去)。ソウル・バスによる編集(マルチ画面構成)が華麗で斬新。主題曲はモーリス・ジャールで、長い間NHKFMの番組のテーマとして使われていた。
グラン・プリ
『価値ある男』1961 
メキシコ映画で、三船敏郎がメキシコ人の農夫役で主演。スペイン語の台詞をちゃんと話している。彼の初めての海外映画出演作である。イスマエル・ロドリゲス監督作。

 『刑事ニコ』 
冒頭で主役スティーブン・セガールが道場で合気道を教えるシーンがあり、完璧な日本語で指導している。途中エレクトリック・ショーの会場を訪れ、NECのブースの日本人社員に「ボクの友だちでね、ワタナベエツコさんという子ね、今ここで働いている?」などと会話するシーンがある。日本語はとても優しい感じなのがおかしい。この映画まだブレ−クする前のシャロン・ストーンがセガールの妻役で出演している。ほかにもパム・グリアー、ヘンリー・シルバなどが共演。セガ−ル自身の製作だがなかなかマニアックなキャスティングだ。
『未来世紀ブラジル』 
主人公(ジャナサン・プライス)は夢の中で鎧を着、刀を持つ武者にたびたび襲われる。武者のイメージはギリアムが敬愛する黒澤映画へのオマージュのつもりらしい。ちなみにテリー・ギリアム監督が描く映画の主人公たちはよくこうした強迫観念に悩まされている(『フィッシャー・キング』の中世の騎士とか)。ラストシーン、主人公を拷問するヒョットコ(狂言面の乙?)の面をかぶった脳外科医も恐い。

 "BRAZIL" Torture & Terrorism Orwell & Gilliam style

『惑星ソラリス』
タルコフスキー監督の最高傑作と言われるSF映画。車に乗る研究員のひとりが走っているのは東京の首都高速。四谷から赤坂見附の交差点付近が撮影されて使用されている。旧ソ連が想像する未来の世界は資本主義の頽廃した世界ということなのか。それにしても日本語での行き先表示板などが何の加工もされずもろに写されていて変な使い方だ。
この件についてはみやひろ様より投稿いただきました。

『惑星ソラリス』での首都高のシーンは、本当は大阪万博で撮る予定だったのが、渡航許可が下りたときには万博が終わっていたため、仕方がなく首都高での撮影になったそうです。

ありがとうございました。なるほど万博なら未来ぽい建物いっぱいでしたからね。でもモロ有名な建物ばかりだし大混雑の中で撮影はどちらにせよ無理だったでしょうね。
『アタック・オブ・キラー・トマト』
言わずと知れたカルトムービー。トマトが人間を襲うというパニック・ホラー・パロディ。トマトを撃退する出来損ないサイボーグを発明するのが日本人フジ・ノキタハ博士である。ノキタハ?軒田葉?因みにこの映画の冒頭でヘリコプターが墜落するシーンがあるが、これは撮影中に本当に落っこちてしまったのをそのまま使用したもので、実際のパイロットは大怪我したらしい(死んだという説も)。ちなみにこの映画、日本で最初にビデオ発売した時の担当は僕です。ジャケット写真にするスチールが無くて、予算もないのにイメージイラストを作ってしまいました。この時のビデオ持っている人いるかな?
『ナチュラル・ボーン・キラーズ』
殺人鬼カップル、ミッキーとマロリー(ジュリエット・ルイス) が逃走を続けるうちに、若者の間で英雄視が始まる。日本でも彼らを応援する若い女の子が、どうゆうわけかカメラのさくらやの前で声援を贈るシーンがある。また、ついにドラッグストアで逮捕されるシーンでは、これまたどうゆーわけか日本のテレビ局が取材に来ていて、女性キャスターが「なかなか精力的な男です」などと日本語で実況をする。これらのシーンでは中村佐恵美という日本人の若い女優さんが出演している。この人の自伝『ハリウッド女優になったOL奮闘記』文春文庫に詳しい。
脚本はクエンティン・タランティーノ
『エリック・ザ・バイキング』
モンティ・パイソンのテリー・ジョーンズ監督作。関根勤が出演!奴隷船のマスター役。この時の詳しい話は関根勤の項へ。それにしても何故日本人を出す必要があったのだろう?
エリック・ザ・バイキング バルハラへの航海
『スター・ウォーズ』シリーズ
言い古されているので詳しくはオタクの方々におまかせしますが、R2-D2とC3POは黒澤『隠し砦の三悪人』の又七(藤原鎌足)と太平(千秋実)がモデル。気の強い姫、それを守る騎士、かつては敵だった騎士が味方になるという図式も似ているが、それは欧米には昔からよくある騎士話。つまり欧米→日本→欧米と巡り巡っているのだ。
日本映画『宇宙からのメッセージ』は『スター・ウォーズ』の人気にあやかって製作されたが『スター・ウォーズ』を見た直後に見ると物凄い脱力感を覚えるので注意すること。因みに『スター・ウォーズ』を初めて観た日本の某特撮マンは、あの宇宙空間での空中戦?シーンを見て「あんなのは吊りでできる!」と豪語したそうな…。なお、宇宙船やデススターの表面の凸凹した機械類は日本のプラモデルの部品を使っている。また、「ジェダイ」は「時代」という日本語からルーカス自らつけたそうである(NHKのドキュメンタリーより)。
さらに、『帝国の逆襲』の国際版イラストポスターは生頼範義が手がけている。ところでエピソード1のナタリー・ポートマンのいでたちは日本的だな。



『2001年宇宙の旅』
言わずとしれたSF映画の最高峰で、世界映画史上でも常にベスト10に挙げられる傑作である。わが日本はどこある?と言われそうだが、フロイド博士が宇宙ステーションに着いた場面で「声紋認証システムの言語選択枝」の中に「日本語」があった。また月に向かう宇宙船の中でパンナムのスチュワーデスが見ているテレビ番組は柔道の試合である。
この映画の製作・監督のスタンリー・キューブリックは当初プロダクション・デザイナーとして手塚治虫を予定していた。これは有名な話だが、アメリカNBC局で『アストロボーイ』(鉄腕アトム)を見ていたキューブリックが手塚に注目し、1964年に正式に文書でオファーをしている。しかし、手塚は当時アニメ製作で虫プロが大変な状態だったため、やむなく断っている。「あいにく私には養わねばならない者が260人(スタッフのこと)いるので…」というお断り文をキューブリックはそのまま受け止めた?らしく、「大変残念です。260人の家族とは驚異です」という返事が届いたそうだ(この手紙を無くしたことを手塚はずっと後悔していた)。ともあれ、もしあの時もっと早く虫プロが潰れていて(失礼!)たら、手塚はハリウッドで(実際はイギリスだったろうが)キューブリックとともに仕事し、この傑作はもっと大傑作になったかもしれないし、手塚は一層世界的な名声を得たかもしれない。しかし、その反面われわれはその後の手塚漫画を見ることはできなかったかもしれない。う〜ん。やっぱり断ってくれてよかったのかなあ。

  『博士の異常な愛情』
キューブリック監督のブラック・コメディの傑作。精神異常を起こしたリッパー将軍(スターリング・ヘイドン)がマンドレーク英国空軍大佐(ピーター・セラーズ)を巻き込んで立て籠った執務室での対話シーン。ついにリッパーは追い詰められて、ふと、マンドレークに「拷問されたことはあるか?」と尋ねる。マンドレークは「日本人に拷問された。ラングーン鉄道に連れて行かれて鉄道を敷くのを手伝わされた。不思議な事だが、彼らはあんなに優れたカメラを作るようになった」などと語る。「優れたカメラ〜」の部分はビデオの字幕では「今の日本人とは大違いだ」と訳されている。
『ロリータ』
キューブリック監督版。ラスト近く、結婚したロリータ(リー・スオン)を訪ねたハンバート教授(ジェームズ・メイスン)に、ロリータはかつて愛したキルティ(ピーター・セラーズ)のことを「天才よ。日本の哲学を持った素晴らしい人」などと表現している。(テレビ放送時の吹き替えでは「人の心を読む、テレパシーを持っている人」と言っている)。ロリコン(ロリータ・コンプレックス)の語源にもなった有名な原作を読んでいないのでこの台詞がオリジナルにあるのかどうかわからない。ただしエイドリアン・ライン監督版『ロリータ』にはなかった。
『ホットショット2』 
マサヒロ・ソト首相の膝にベンソン大統領(ロイド・ブリッジス)が晩餐会で出された活け造りの刺身(海老とか皿の上で動きまわり、魚が瞬きする。わざわざSFXで作っている)が動くのを見て吐く。これはブッシュ大統領(親父の方)が日本での晩餐会で宮沢総理の膝にゲロした時のパロディ!

与太様の投稿では:
チャーリー・シーンは『ホットショット』で「SAYONARA SADAMU」とつぶやいてフセイン似の親父の上に爆弾を落としている。

『ホットショット』第1作ですね?「サヨナラ」もよく使われる日本語ですね。ありがとうございました!

Bad Sushi
『クロオビキッズ日本参上!』3 NINJAS KICK BACK 1994
パート2。日本を舞台に、伝説の黄金をめぐってニンジャ三兄弟と悪の組織との戦いを描く。3ニンジャは日本人の祖父モリから忍術を教わった3人の少年が悪人を相手に戦うという作品で、以下のように全部で4作もあるヒットシリーズである。
『クロオビキッズ』 (1992)
『クロオビキッズ/日本参上!』 (1994)
『クロオビキッズ/夏休み決戦!』 (1995)
『クロオビ・キッズ/メガ・マウンテン奪回作戦』

ただし全部日本未公開。プロデューサーの一人は日本人シュンジ・ヒラノで、この時の苦労話は『ハリウッドへの道―日本人で初めて成功した映画プロデューサーの熱血奮戦記』という本で読むことができる。この後の映画が続かなかったのが残念ですね。それにしても…忍術に「黒帯」があるのか?
クロオビキッズ 日本参上!
『逃亡遊戯/NO WAY BACK』1996 アメリカTV
マフィア関係者の殺人犯をめぐり、FBI・ヤクザ・マフィアが繰り広げる壮絶な戦いを描いたアクション。ラッセル・クロウは友人を殺されたFBI捜査官役。日本の人気俳優、豊川悦司との共演。当然のことながら、レンタルビデオのキャスティングの順番はトヨエツがラッセルより先。東映の制作だから仕方ないか。

『Heaven's Burning』 1997 オーストラリア
ハネムーンで訪れたオーストラリアで、夫から逃げるために誘拐を装った新妻(工藤夕貴)が、本当に誘拐されるという物語。ラッセル・クロウは彼女を助ける運転手役。工藤夕貴がこの映画に出演していたのをスコット・ヒックスの奥さんが覚えていたのがきっかけで同監督作品『ヒマラヤ杉に降る雪』の日本人女性役に抜擢したらしい。本人はオーデションで勝ち取ったというような事を言ってるが少しはコネが効いたかと思われる。
 『マトリックス』 
柔術」。なぜもっと一般的な柔道と言わなかったのか?仮想世界での格闘(カンフー?空手?)稽古のシーンは日本なのかなあ?床の間の掛け軸の文字は「?速日」判読不明。ゲームソフトをもじっているのは分るけれど。また、現実世界の中のコンピューターディスプレイの文字をよく見るとカタカナ(裏焼きにしてあるけど)が見える。

『大統領の堕ちた日』Winterkill 1979
暗殺された大統領の弟が、陰謀渦巻くその真相を探るという内容らしい。ジェフ・ブリッジス、アンソニー・パーキンス、エリザベス・テイラーなどのオールスター出演で製作されているが、日本未公開(ビデオのみ発売?邦題がある)。アメリカでは何度か編集し直して公開されているらしく、どうやら失敗作という奴らしい。三船敏郎も出演しているがどんな役だったのか?情報を求めています。

藤田様より情報いただきました。

「大統領の堕ちた日」の三船氏の役どころですが主人公の父(ジョン・ヒューストン)の秘書・執事みたいな役で、出ています。2〜3カットくらいです。
尚、劇中三船氏のそばにいる犬の名前は「ショーグン」と言う名でジェフ・ブリッジスに呼ばれていました。ずいぶん前にLDで販売されましたが・・・

LDあったんですね。ありがとうございました!それにしても犬に「将軍」とは。


『未知空間の恐怖/光る眼』VILLAGE OF THE DAMNED1960
英国の作家ジョン・ウィンダムの傑作SF『呪われた村(ミドウィッチの郭公)』の映画化。イギリスの小さな村で村の人々が一時仮死状態に陥るという怪事件が起こる。数ヶ月後、村の女性が同時に子供を生むが、その子達は通常の3倍で成長し人の心を透視する能力を持っていた。やがて子供たちの恐るべき超能力で村人たちは支配されていくのだが…。
子供たちの驚異的な知能を計るのに日本製のパズルが使われていた。箱根なんかで売っている寄せ木作りの小さな箱で、方面の木をスライドさせて中の箱を出していくというあれです。正式な名前が分りません。因みにジョン・カーペンターのリメイク作には出てませんでした。

↓ありました!箱根寄木細工「ひみつ箱」でした!難易度がいくつかあります。これ外国人へのプレゼントにもよいかも!
『タッカー』
ルーカス製作・コッポラ監督作品。第2次世界大戦末期、小さな町工場で巨大自動車会社ができないような画期的なアイデアで理想の車を作り上げた男タッカー(ジェフ・ブリッジス)を描く伝記映画。巨大企業と結びついた政治家・マスコミの圧力に苦しむタッカーだが、彼を支える有能なスタッフの一人が日本人ジミー・サキヤマでマコ・イワマツが演じた。当時敵対国だった日本人でも優秀であれば気にせず雇い入れた事実を通じて主人公の人柄が表現されていた。ラスト、詐欺で訴えられたタッカーが法廷で「この国はエジソンの時代から夢や理想を追い斬新なものを作ってきたはずだ。日本やナチスを叩いた爆弾だってそうだ。それができなくなったらやがてこの国は外国からものを買うことになる!」のようなことを訴える。因みにこの法廷で主人公が争う州議会の大物議員役はジェフ・ブリッジスの実父ロイド・ブリッジス。この映画なぜか日本ではビデオ廃盤。
『ダイ・ハード』 
舞台となった超高層ビルは日本人オーナーのもの(ナカトミ・プラザ)という設定。(撮影に使用されたのは実際はFOXの本社ビルだ)。そのオーナータカギ(ジェームズ繁田)主催のパーティの最中にテロリストに乗っ取られ、タカギは殺されてしまう。オフィスにさりげなく仏像や埴輪が美術品として置かれているのがミソ。

以下、希望匿名さんからの情報
『ダイ・ハード』第1作では 映画序盤日本人の男が(多分オーナータカギです。)舞台となる超高層マンションでクリスマスパーティーを開催するシーンでアメリカ人の男が
「日本はクリスマスしない(または関係ない)んじゃなかったか?」
という問い掛けに対し
「戦争に負けて(アメリカに支配されてとかまで言ったかもしれません)柔軟になったのさ。」
とジョークを飛ばし笑わせるシーンがあります。WOWOW放送版の字幕で見たもので実際は何て言っていたのかは不明です。(映像としてはアメリカ人の男が日本人の自虐的なジョークで笑ったと言う感じは確かです。)
ちなみにWikipedieaで調べると1552年に現在の山口県周防で宣教師たちが日本人信徒を招いてやったなど、日本でクリスマス自体は戦前からとっくにやっていたようですね。

ありがとうございました。キリスト教の人々からみると仏教徒がほとんどの日本人がクリスマスを祝うのは奇異に感じるものなのでしょうか?因みに台詞を直訳すると「(マクレーン)日本にもクリスマスがあるのを知らなかったよ」「(タカギ)私たち日本人は柔軟なんです。真珠湾(攻撃)はうまくいかなかったが、テープデッキで日本人はあなたがた(アメリカの文化など)を獲得できた」。要は「戦争は過ちだったが(武力によってではなく)、日本人は技術や文化を巧みに取り入れる能力がある」ということを言いたかったようです。
『80日間世界一周』
ジュール・ヴェルヌ原作。日本に向かう船カナティック号に酔いつぶれたパスパルトゥ(カンティンフラス)がピーター・ローレ扮する日本人のボーイ(無理があるかなあ)から事情を説明される。物語の設定は1878年。日本は明治維新後だが、出て来る人々はみな着物でほとんどの男が丁髷。明治10年ごろはまだこうだったのかなあ。しょうがないか。フォッグ(デビッド・ニーブン)とはぐれてしまったパスパルトゥは横浜に上陸。無一文のはずの彼はいきなり鎌倉大仏にいる。空腹のあまり大仏に供えられたリンゴを取ろうとするが、大仏に睨まれ思い留まる。こういうところは必ず銅鑼が鳴るのだ。子供達が歌う『かごめかごめ』の歌も聞こえる。その後、彼はサーカス団に入り、サーカス小屋(日本の大衆演劇の劇場風の建物。日本のスタジオに作ったセット)の中で人間ピラミッドをしているところにフォッグとアウダ姫(シャーリー・マクレーン)が現れ、一行は無事日本を離れることができた。富士山をバックに船はサンフランシスコへと向かう。テレビのミニ・シリーズもある。またジャッキー・チェンがパスパルトゥを演じたリメイクもあったがこちらは日本は「パス」されてた。
『忍者と悪女』THE RAVEN
ロジャー・コーマン監督作。エドガー・アラン・ポーの傑作『大鴉』を映画化したもので、忍者などは全然出てきやしない。ピーター・ローレが魔術で鴉にさせられた男で、黒装束だし、消されたりするから付けた邦題なのか?ローレは戦前日本人探偵モトを演じていたし。ヴィンセント・プライス、ボリス・カーロフというマニアにはうれしい顔合わせの他、毛がふさふさの無名時代のジャック・ニコルソンが出演している。
『冒険者たち』
アラン・ドロン、ジョアンナ・シムカス、リノ・バンチェラ主演のピカレスク・ロマンの傑作。ドロン扮する青年は軽飛行機のパイロットで、冒頭日本の映画会社(吹き替えではダイエイ映画のキヨバシさん)の依頼で凱旋門の撮影のため門の下を飛行機でくぐるというアクロバットを予定していた。一瞬映画会社のオフィスが登場し、壁には日本映画(東宝だ)『戦場にながれる歌』松山善三監督 児玉清主演)のポスターがちらりと見える。
『コンタクト』

遥か彼方の宇宙の先に、人智を超えた存在があると信じ切った女性の学者(ジョディ・フォスター)が自ら探索に乗り出す話。一度妨害に会ってロケット発射(打ち上げとはちょっと違う形)失敗し挫折するが、日本のとある組織の援助を貰って再挑戦できることになる。北海道にでっかいロケット発射場を作った。日本人のスタッフに支えられてジョディ・フォスターはようやく旅立つことができるのである。日本人はやっぱり金持ちで太っ腹だ。しかしバブルの頃の話なんだろうな。フォスターの控え室は日本式に床の間があり、掛け軸や生け花が飾ってある。その傍らには三方にのっかった鏡餅まである。

発射場がやたら絶壁の海岸だが、北海道にはこういう所が実際にあるのでしょうか?

『ジョーズ』
言わずと知れたスピルバーグの大出世作。署長(ロイ・シャイダー)・海洋学者(リチャード・ドレイファス)そして鮫退治の名人クイント(ロバート・ショー)が夜、船内で昔の体験話をする場面。クイントは太平洋戦争末期、原爆を運んだ戦艦インデイアナポリス号に乗り合わせていたが、日本軍の攻撃を受けて沈没する。極秘の任務だったのでSOSを発信できず、およそ700人が鮫の餌食になったという話をする(これは実話なのだ)。鮫の恐ろしさをここで観客は叩き込まれ、この後にやって来るクライマックスで戦慄することになる。う〜ん面白い。

 『グラン・ブルー』
日本人の潜水チームが登場。日の丸をアレンジしたウェットスーツがとってもおしゃれ!やっぱりカンサイだのケンゾーだのがデザインしたのだろうか。主人公のモデルとなったジャック・マイヨール氏(2001年クリスマスを前に自殺)は子供の頃佐賀県唐津に何度も泳ぎに来ており、10才の時そこで初めてイルカと出会ったことが後にダイバーとして生きるきっかけとなったそうだ。
ジャン・レノの出世作。
『ノッティングヒルの恋人』NOTTING HILL 1999
主人公(ヒュー・グラント)は旅行書専門の本屋で、自宅には日本の着物姿の娘の等身大のPOPが置いてある(これは同居の芸術家の持ち物かも知れないが意味不明)。ラスト近く、主人公がホテルでフロント・マンに女優アナ(ジュリア・ロバーツ)の行方を聞くシーン。内緒で教えてくれたフロント・マンに主人公は感激してお礼にキスをする。それを傍で見ていた日本人旅行者の男タキヤマが、同じようにフロント・マンにキスをしてから自分宛の郵便がないかを尋ねる。なんでも真似をするという皮肉なのだろうか。クレジットではデニス・マツキという人が演じているがあまり日本人に見えない。
『バカルーバンザイの8次元ギャラクシー(テレビ題『バカルー博士の超次元アドベンチャー』)』THE ADVENTURES OF BACKAROOBANZAI 1984
主人公バカルー・バンザイ(馬鹿野郎万歳のこと。ええかげんにせい!)は米国人の父と日本人の母の間に生まれたハーフ(ピーター・ウェラー。どこがハーフじゃ。単なるロボコップじゃい)で、神経外科医兼素粒子物理学者兼ロックミュージシャンというめちゃくちゃな設定。バカルーは地球の平和を守る組織?を持っており、そこで異次元を行き来できるマシンを発明する。その発明の協力者は日本人ヒキタ博士(ロバート・イトウ)。マシンのスイッチ類には日本語で「つける」などの表記がある。この映画はカルト的な人気があり、ウェラーの他、ジェフ・ゴールドブラム、ジョン・リスゴー、クリストファー・ロイド、エレン・バーキン、クランシー・ブラウンなど、後に大ブレークした曲者の役者が勢ぞろいしている。ピーター・ウェラーが歌を披露するのも御愛嬌(彼は元ジャズミュージシャンだったそうだ)。

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